今回はコンタクトレンズ学会で勉強してきたことについて書きます


ソフトコンタクトレンズはシリコーンハイドロゲルのような性能の高いソフトコンタクトレンズが
続々と登場し、装用者が増加する一方でソフトコンタクトの使用感があまり良くないと感じている
ユーザーも少なからずいらっしゃいます。

学会ではその要因のひとつに「CLD」・・・Contact Lens Discomfort
が挙げられていました。

日本語にすると、「コンタクト装用に伴う不快感」です

CLDの一つのメカニズムとしてはコンタクトレンズにタンパク質が付着することで、
レンズが涙を弾きやすくなり摩擦や水濡れ性が悪くなって、乾燥感や装用感が悪くなる
という研究が発表されてました

当然、レンズが乾燥すると見え方まで悪くなってしまいます

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レンズの材質によってタンパク質が付着しやすい物があるのです。
ケアのいらないワンデーコンタクトを使用していても、材質によっては
汚れやすいということです。
また、タンパク質の付着が多いとまぶたの裏側にアレルギー反応を起こして
しまう人もいるそうです

コンタクトの種類選びは、慎重になった方が良いかもしれませんね

1DAYタイプよりも、2WEEKの方がケアが必要な分、使い方によっては
不快感が増します


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コンタクトレンズには、タンパク質や油分などの汚れ、微生物が付着します

2WEEKタイプのコンタクトはこれらを上手に洗浄しないと、不快感が増します。

レンズのケア用品はたくさんありますが、講演のなかでは評価が高いものの
紹介がありました

洗浄力の高いレンズケアシステムを使用することで、コンタクトレンズ装用の
不快感も軽減できるのです


ウォークでは商売優先ではなく、最新の学会で得た情報をもとにケア用品の紹介や
レンズ製品の情報の提供もおこなっております