今日はコンタクトレンズを使用されている方に向けて
「定期検査」受診の重要性を書きます
そもそもですが、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」
なのはご存知でしょうか?
ジョンソン・エンド・ジョンソンのアンケート調査によると
(コンタクトレンズが高度管理医療機器ということ)
知っている 33.3%
聞いたことがあるが、よくわからない 28.6%
知らない 38.1%
なんと、コンタクトユーザーでも7割近くが「よくわからないや知らない」
という結果が出ているのです
では、高度管理医療機器とは? 説明します
副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与える恐れがあるため
適正な管理が必要な医療機器。
のことです。
コンタクトレンズに関わる目の病気もとりあげて
みましょう。
角膜上皮障害
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
レンズ装用時間が長すぎて角膜に負担が生じたり、
レンズの汚れなどによって角膜上皮にキズがついたり、上皮細胞が剥がれたりします。
緑膿菌角膜潰瘍
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
角膜上皮のキズから細菌やカビなどが侵入して感染し、潰瘍を生じます。
治りにくく治っても混濁や視力障害が残る場合が多いので、十分な注意が必要です。
アカントアメーバ角膜炎
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
汚れた淡水や土の中にいるアカントアメーバ(原生生物)がレンズなどについて目に入り、
角膜上皮にキズがあると侵入して感染します。非常に治りにくく、視力障害が残る場合が多いので、
十分な注意が必要です。
角膜内皮障害
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
長年のレンズ装用による酸素不足などにより、
角膜の内皮細胞が代謝障害で脱落し大きく変形したりします。
内皮細胞は再生しないので、細胞数がある程度以下に減少すると、
角膜が混濁したりする障害を生じます。
巨大乳頭結膜炎
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
レンズの汚れによるアレルギーで、上瞼(上のまぶた)の裏側にある結膜が炎症を起こして充血し
ぶつぶつした乳頭ができます。かゆみがあり、目ヤニが出てレンズの装用に影響します。
コンタクトユーザーはこのような病気になるリスクを負いながら
使用しているということです
定期検査はこのような病気にならない予防のためでもあり
早期発見しトラブルを防ぐのにも重要なのです
そうはいっても、「見え方も悪くないし、特に不調もないのに定期検査は必要なの?」
と思われる方もおられるかもしれません。
これは日本眼科医会によるアンケート調査の結果です。
眼障害を発症したコンタクトユーザーの定期検査の
受診状況です。
不定期・受けていなかった・その他・無回答を合計すると
約50%が定期的に眼科受診をしていなかった結果が出ています。
定期検査では、視力測定だけでなく、目に傷やアレルギーがないかも確認しています。
目に小さな傷などのトラブルがあっても、はじめは自覚症状が無い場合もあります。
特に、ソフトコンタクトでは材質が柔らかいため絆創膏の代わりのような役割になって
痛みを感じにくくなってしまい、自覚症状が出る頃には病気が悪化していることもある
といわれています。
安全なコンタクトレンズ生活を送るために、3か月に1度の定期検査をお勧めします
ウォークは「たの眼科クリニック」に隣接しております。
コンタクトの定期検査もしっかりフォローしていただけます
「定期検査」受診の重要性を書きます
そもそもですが、コンタクトレンズは「高度管理医療機器」
なのはご存知でしょうか?
ジョンソン・エンド・ジョンソンのアンケート調査によると
(コンタクトレンズが高度管理医療機器ということ)
知っている 33.3%
聞いたことがあるが、よくわからない 28.6%
知らない 38.1%
なんと、コンタクトユーザーでも7割近くが「よくわからないや知らない」
という結果が出ているのです
では、高度管理医療機器とは? 説明します
副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与える恐れがあるため
適正な管理が必要な医療機器。
のことです。
コンタクトレンズに関わる目の病気もとりあげて
みましょう。
角膜上皮障害
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
レンズ装用時間が長すぎて角膜に負担が生じたり、
レンズの汚れなどによって角膜上皮にキズがついたり、上皮細胞が剥がれたりします。
緑膿菌角膜潰瘍
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
角膜上皮のキズから細菌やカビなどが侵入して感染し、潰瘍を生じます。
治りにくく治っても混濁や視力障害が残る場合が多いので、十分な注意が必要です。
アカントアメーバ角膜炎
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
汚れた淡水や土の中にいるアカントアメーバ(原生生物)がレンズなどについて目に入り、
角膜上皮にキズがあると侵入して感染します。非常に治りにくく、視力障害が残る場合が多いので、
十分な注意が必要です。
角膜内皮障害
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
角膜の内皮細胞が代謝障害で脱落し大きく変形したりします。
内皮細胞は再生しないので、細胞数がある程度以下に減少すると、
角膜が混濁したりする障害を生じます。
巨大乳頭結膜炎
(日本コンタクトレンズ協会HPより)
レンズの汚れによるアレルギーで、上瞼(上のまぶた)の裏側にある結膜が炎症を起こして充血し
ぶつぶつした乳頭ができます。かゆみがあり、目ヤニが出てレンズの装用に影響します。
コンタクトユーザーはこのような病気になるリスクを負いながら
使用しているということです
定期検査はこのような病気にならない予防のためでもあり
早期発見しトラブルを防ぐのにも重要なのです
そうはいっても、「見え方も悪くないし、特に不調もないのに定期検査は必要なの?」
と思われる方もおられるかもしれません。
これは日本眼科医会によるアンケート調査の結果です。
眼障害を発症したコンタクトユーザーの定期検査の
受診状況です。
不定期・受けていなかった・その他・無回答を合計すると
約50%が定期的に眼科受診をしていなかった結果が出ています。
定期検査では、視力測定だけでなく、目に傷やアレルギーがないかも確認しています。
目に小さな傷などのトラブルがあっても、はじめは自覚症状が無い場合もあります。
特に、ソフトコンタクトでは材質が柔らかいため絆創膏の代わりのような役割になって
痛みを感じにくくなってしまい、自覚症状が出る頃には病気が悪化していることもある
といわれています。
安全なコンタクトレンズ生活を送るために、3か月に1度の定期検査をお勧めします
ウォークは「たの眼科クリニック」に隣接しております。
コンタクトの定期検査もしっかりフォローしていただけます